平泉概要

争いのない平和の理想郷へ

平安時代の末期、平泉は奥州藤原氏三代によって黄金時代を迎えました。その栄華は、長い戦いの歴史を経て11世紀末、初代・清衡から始まります。清衡は、戦のない平和な世界“理想郷”を実現するために、中尊寺を建立しました。その後、想いを継いだ二代・基衡、三代・秀衡は毛越寺を建立。金の産出が豊富だったこともあり、平泉は100年に渡って栄えました。しかし1189年、四代・泰衡が源頼朝の軍勢との戦に敗れて、奥州藤原氏は滅亡。その後、建物の多くは焼失してしまいました。
それから約800年の時を越えた2011年、平泉は世界遺産に認定されました。数々の遺跡や、平和への想いは、これからも変わることなく受け継がれていきます。

月見坂の朝(中尊寺)

中尊寺

黄金に輝く金色堂

中尊寺は、初代・清衡が平和な世界を願い、天治元年(1124年)に建立しました。見所は、建物一面に金箔を重ねた、豪華絢爛な金色堂。中尊寺金色堂 新覆堂夜光貝の螺鈿(らでん)細工や漆の蒔絵、透かし彫りなど、当時の工芸技術の粋が結集されています。金色堂の他にも、中尊寺経蔵や能舞台など国宝と重要文化財が盛り沢山で、その数はなんと三千点以上!また、金色堂には宮沢賢治の詩碑があり、理想郷を夢見た賢治と、清衡の願う平和な世界に想いを馳せながら、平泉と花巻の風景を味わってみるのもいいですね。

毛越寺

平安絵巻がよみがえる優雅な庭園

毛越寺水と緑で極楽浄土の世界を表現した、日本有数の浄土庭園。敷地いっぱいに広がる「大泉が池」周辺には、州浜、荒磯風の水分け、橋引石などの庭園技術が残り、平安時代の優美な世界を今に伝えています。また、敷地内には季節の花々が咲き誇り、一年を通して変化が楽しめるのも特徴。初夏には、三万株のあやめが見頃を迎え、「あやめまつり」が開催されています。

金鶏山

金の鶏が眠る伝説の山

三代・秀衡が無量光院の西側に築かせた山。山頂に、雄と雌の黄金の鶏を埋めたとされる伝説があり、そこから金鶏山の名前がつきました。麓には、千手堂や五輪塔、平泉文化遺産センターなどがあります。2011年6月、金鶏山も世界遺産に登録されました。

観自在王院跡

平安絵巻がよみがえる優雅な庭園

毛越寺 浄土庭園 水と緑で極楽浄土の世界を表現した、日本有数の浄土庭園。敷地いっぱいに広がる「大泉が池」周辺には、州浜、荒磯風の水分け、橋引石などの庭園技術が残り、平安時代の優美な世界を今に伝えています。また、敷地内には季節の花々が咲き誇り、一年を通して変化が楽しめるのも特徴。初夏には、三万株のあやめが見頃を迎え、「あやめまつり」が開催されています。

無量光院跡

平等院鳳凰堂がモデル

三代・秀衡が宇治の平等院鳳凰堂にならって建立したといわれる寺院跡。現在は、池の跡や中島、礎石のみが残ります。南北に長い伽藍の中心線は本堂を貫いて金鶏山と直線で結ばれ、春と秋の2回、その稜線上に夕日が沈むといわれていました。遺跡前の看板には、当時の寺院をCGで復元して提示しています。

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